同じパターンで作っても布が変わると別物が出来ます
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シンプルなカットソーパターン
このパターンはどの本にも載っているような、シンプルなカットソーのパターンです。
布を変えると色々な表情を見せてくれます。
袖だけを別布に
見頃は、一度だけ着てやっぱり似合わないからと思い、解いた市販のノースリーブの紺ワンピースでした。
着るととてもすっきりと見えて、好きな一枚になりました。
見頃と袖を変えてみた
こちらは赤と黒の残布を使ったもの。
後ろ見頃の上部分は、あえて横生地を使い、まるでコンシーラファスナーを使っているように仕上げました。
自分用なので、好き勝手に遊べます。
これも気に入りましたが、今の季節には暑苦しいですね。
ボーダーカッソー
そして、この記事のボーダーカットソーも、同じパターンです。
ボーダーのカッソーは襟布が見えるように付いています。
襟ぐり布を中に折り返して縫ってしまうだけで、カジュアルからおしゃれな感じに変化します。
生徒さんにも、これとこれとこれは同じパターンだと説明すると、びっくりされます。
とても同じパターンだとは思えないからです。
自分に合う、気に入ったパターンで、何枚も作る人が沢山いるのは、そのせいですね。
たまたま、昨日みえた生徒さん達が、同じパターンの服を着ていました。
このお二人は元々私の友人なので、夫も顔見知りです。
帰る時に、「Kさんと、Oさんの今日の服、同じパターンなのよ」と言うと、「生地が違うと全く違うように見えるなぁ」と夫もびっくりしてました。
続けて同じ物を作ると、手順がわかっている分、作る早さも増し、早く出来ます。
そして自分が似合う気に入ったものが出来、人からは同じものに見えなという、一石二鳥ならず一石三鳥になります。
同じパターンで作っても別物が出来る、作る醍醐味の一つだと思います。