ベロアでクラッチバックを作ったけど、どうかな?
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ベロア生地をどうする?
これで何を作ったらいいかしら?と、生徒さんがベロアの生地を沢山持ってきました。
幅90cmの「黒」と「バーガンディ」が、それぞれ5mありました。
でも、ご本人さん、ベロアの生地が嫌いらしい。
埃が付くし、ピアノのカバーみたいだと言われます。
お孫さんのちょっとおしゃれなワンピースを作るつもりが、娘さんに要らないと言われちゃって、困ってました。
ニット生地ではないので伸びないし、ファスナー付けなきゃワンピースも出来ない。
お孫さんのワンピースはファスナーを付けて作るつもりだったのに、自分のワンピースにはファスナーを付けるのが面倒らしいのです。
色々考えて、カバンはどうかしら?となりました。
まず、簡単なクラッチバックを作ってみました。
解りにくいですが、色はバーガンディです。
持ち手も付けました。クラッチって持ちにくいですもんね。
裏地はシックな花柄です。
でも娘に「中からおばあさんが出てきた」と言われてしまいました。
なんですと!!
この裏地に使った生地も、若い頃にワンピースを作ろうと買った生地なので、この年齢になって見るとやっぱり地味なのかな?
作り方・簡単解説
こんな風に、表地、裏地を筒に縫い、裏地の一部分だけは縫い残します。
表裏を中表に合わせてバックの口を縫い、縫い残したところから引っ張りだしてしまえば出来上がり。
最後にバック口は裏地が出ないようにステッチをかけます。
大人のかんたんソーイング秋冬2012~2013参照
この本のバックはクラッチではなく、普通のトートバックです。
持ち手は表地を縫うときに挟んでください。
すっごく簡単です。
裏地に厚めの接着芯を貼ると、少しだけかちっとしたバックになりますよ。
この生地、全部バックにしたら、どれだけできるんでしょうか・・・
他の物も考えなくてはいけませんが、服にするにはちょっと硬い生地なので、ファブリックに向いてますね。
ファブリック
生地や織物のこと。インテリアの世界では、生地や織物の総称から少し広い意味で用いられることが多く、カーテンやテーブルクロス、椅子やソファの張り布地、クッション、ベッドカバーなど、布を使ったものを全般にさす。布の壁装材を含めることもある。ファブリックはインテリアコーディネートの面では、重要なアイテムであり、上手にまとめることでセンスのよい室内空間を演出することができる。床や壁などに比べ、装飾的なものを選んだり、差し色として鮮やかな色のものを部分的に使うなど、コーディネート次第で好みや個性を反映することも可能になる。
ホコリがつきやすいのが玉に瑕、でも高級感はありますね。
生地がたっぷりあるので、今後の課題が山盛りです。