初、クルールさんのパターンを使ってみたところ・・・

変形ノースリーブプルオーバー

生徒さんが、これを作ってみたいとパターンを購入されました。

袖口が変形しているデザインです。

ちまたでもよく見る流行りのトップス

デザイン画では、後ろ見頃を背中心で縫うようになっています。
わざわざ割る必要があるのかな？と・・・
うちの生徒さんは、面倒な工程をはしょって、さっさと作りたい方が多いです。
なので、省略してしまいました。

背中の開き

背中の開きは、長めの涙開きにして簡単に作りました。

ちょっと歪んじゃったかな。

でも、自分で着るものなので、ノープロブレムだそうです。

難しいところは無いと思っていたのですが。

袖口のところでつまずきました。

悩ましいレシピ 

まずは、肩をこのようにして縫う。

後から思いましたが、このこの肩を縫うのところの、袖口の図がずれて見えるところが間違いのもとかも？

ここをずらすと、の袖口の縫い代を三つ折りをに出来ないのです。

で、次にこのようにして縫う？？？？？？

私の理解力が無いのか、図のように縫えない。

ど～も意味が解らない。

どんなに考えても図のようにならない。

変形袖口

なんとかごまかして形にはしましたが・・・

もっとうまいやり方があるのでは？と思ってしまいました。

完成品

出来上がりは素敵になりましたよ。

色も生地もこのデザインにぴったりでした。

生徒さん曰く、一人では絶対できないわ。

レシピ見ても解らないし～って。

そうね～ちょっと解りにくいかもと思っちゃった。

このレシピがたまたまだったのかもしれません。

以前、別のところで講師をしていた時も、新しいパターンが来ると見本を作るのですが、たまに、このレシピじゃこれ絶対縫えないじゃん！！というものがありました。

デザイン画を描く人と、パターンをおこす人、見本を作る人がみんな違っていて、そもそも、デザイン画と見本写真が違うじゃないというのもあったりして。

そこは、現場の講師任せ～みたいなところもあり、こんなものなのかしらねと思いながら仕事してました。

専門学校でもありませんし、プロを育てるわけでもなく、趣味の域を出ない洋裁教室だったからからそんな感じだったのかもしれません。

高度なものを求められても、私にはそんな技術もありませんから丁度良かったんですけどね。

このようなのは、本でもありますね。

かんたん、だれにでも出来る！！みたいなことをかいてあるくせに、これ、ちゃんと作るには難しいじゃないという本。

ちゃんとというのは綺麗に作るという意味です。

本の中身のほとんどの物は簡単なのですが、表紙に持ってきたデザインの物が綺麗に作るには難しい。

表紙のお洋服が素敵なんですよ。

まずは表紙のデザインと文言ににひかれて買っちゃうんです。

表紙はとっても大事ですもんね。

紙面上では綺麗にできるんですよ。

でも、そんなうまい調子にはいかない。

クルールさんのパターンがそうだといっているのではありません。

多分私の理解力の無さかな～～～

素敵なパターンがたくさんありますから、一度、自分の作りたいものを購入して、チャレンジしたいと思ってます。